お久しぶりです、こつぶです。
ゴールデンウィークで遠出をしているわけでもないので
ブログを書いてみます。
久しぶりのブログだからこれといって特別なものではなく
ただRCTを読んでみます。
ちなみに今年の抱負として書いたブログです☟

読んでいて恥ずかしい限り(笑)
抱負を3つ挙げておきながら、何ひとつ継続できておりません…
やはり私はこつぶ…
今回のもくじ
Prevention of stroke by antihypertensive drug treatment in older persons with isolated systolic hypertension. Final results of the Systolic Hypertension in the Elderly Program (SHEP). SHEP Cooperative Research Group.
PMID:2046107
論文タイトルを日本語訳すると(Google翻訳です笑)
孤立性収縮期高血圧の高齢者における抗高血圧薬治療による脳卒中の予防。高齢者プログラム(SHEP)における収縮期高血圧の最終結果。SHEP共同研究グループ。
論文のPECO
- P:収縮期血圧は160〜219mmHgであり、拡張期血圧は90mmHg未満であった60歳以上の4736人
- E:クロルタリドン12.5㎎~25㎎ (サイアザイド系利尿剤)(日本では使用していない)(必要に応じてアテノロール25㎎~50㎎)
- C:プラセボ
- O:致死的、非致死的脳卒中
論文のチェックポイント
ランダム化されているか?
⇒abstractのDESIGNに『We randomized 』と書いてあるからOK!
一次アウトカムは明確か?
⇒脳卒中だけなので明確と言える!
真のアウトカムか?
⇒脳卒中なので真のアウトカムと言える!
盲検化されているか?
⇒abstractのDESIGNに『double-blind 』と書いてあるからOK!
ITT(Intention-to-treat)解析されているか?
⇒本文が読めないので分かりません
追跡率はどの程度か?
⇒本文が読めないので分かりません
結果
一次アウトカム:致死的または非致死的脳卒中
⇒5年発生率(5年間でどれだけ脳卒中が発生したか)
介入群:100人あたり5.2人
プラセボ群:100人あたり8.2人
②5年平均血圧
⇒介入群:143/68mmHg プラセボ群:155/72mmHg
③非致死的心筋梗塞+冠動脈死
⇒相対リスク 0.73
④心血管イベント
⇒相対リスク 0.68
⑤総死亡
⇒相対リスク 0.87
追跡期間:中央値4.5年間
感想・考察
利尿剤(+β遮断薬)の投与で全てのアウトカムが有意に減少しているようなので、費用対効果的にも60歳以上の高齢者では収縮期血圧が160以上であれば140台まで薬物治療で下げた方がいいかもしれません。
ただし5年間NNTが34人なので、1年換算だと170人…
拙い初心者のブログを最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました(‘ω’)ノ
これからもよろしくお願いいたします。
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